イベントレポート

2026年04月15日 第7回関西物流展 出展レポート WMSを起点につなぐ物流DXを提案 ―WMS×つなぐ ― 点を線に、線を力に変える物流DX ―

株式会社シーネットは、2026年4月8日(火)から10日(金)までインテックス大阪にて開催された「第7回関西物流展」に出展いたしました。

今回は「WMS×つなぐ ― 点を線に、線を力に変える物流DX ―」をテーマに、WMSを起点とした全体最適の実現に向けたソリューションをご紹介しました。

本レポートでは、当日の様子やご来場者様の声をご紹介するとともに、展示会を通じて得られた気づきをもとに、今後の取り組みについてご紹介いたします。

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関西物流展2026【1日目レポート】つながる展示の中で見えた、物流DXの現在地



■ 展示会概要

「関西物流展」は、物流の最前線が集う西日本最大級の物流総合展示会として、物流業・製造業・流通業など幅広い業種の来場者が集まるイベントです。
今回は420社・1,379小間が出展し、過去最大級の規模で開催されました。ホール数の拡張からも、物流DXや自動化領域への関心の高まりを背景とした展示規模の拡大がうかがえました。



来場者数は24,891名と、前年より約2,000名減少したものの、例年に近い水準となりました。
特に製造業の来場者比率が高く、物流を自社の課題として捉える動きが強まっている点が特徴的でした。


■ 出展背景と目的

物流DXという言葉はすでに一般化し、多くの企業が取り組みを進めています。
一方で、「何から着手すべきか」「どこまでを対象とすべきか」といった具体化のフェーズにおいて課題を抱える企業も少なくありません。

こうした背景を踏まえ、シーネットでは以下を目的として出展しました。

・倉庫内業務の最適化にとどまらない、物流全体の最適化提案
・WMSを起点とした「つながる仕組み」の価値訴求
・来場者の具体的な課題に対する、実践的な解決策の提示

テーマとして掲げた「WMS×つなぐ」は、これまでも掲げてきたコンセプトをさらに発展させたものです。
単なるシステム連携にとどまらず、点在する業務やデータを線で結び、それを企業の力へと昇華するという考え方を表現しています。



■ ブースコンセプトと展示内容
● ブースコンセプト

ブースは4号館の入口付近、メイン通路沿いに位置し、多くの来場者にお立ち寄りいただきました。
視覚的にも「つながり」をテーマに、個別最適にとどまらない物流全体の流れを表現しています。

また、WMSを起点に、音声や画像などの各ソリューションへスムーズにご案内できる導線設計とし、実際の運用イメージを持っていただける構成としました。

単一製品の紹介ではなく、WMSを中心に各種ソリューションがどのように連携し、全体最適を実現するかを体感いただくことを重視しました。



● 主な展示ソリューション
クラウド型WMS「ci.Himalayas」
物流KPI分析アプリケーション「ci.Himalayas/Compass」
音声システム
カメラシステム
搬送型AMR
WMS×配車×動態管理 
AI搭載WMS参考出展

これらを個別に紹介するのではなく、「WMSをハブとして、現場作業・データ・判断がどうつながるか」という観点での説明を心掛けました。



■ 当日の様子(現場レポート)

展示会全体としては、例年に比べやや落ち着いた印象もありました。

明確な課題意識を持って来場されている方は全体の2~3割程度で、それ以外は情報収集フェーズという印象でした。
一方で、「やみくもに情報を集める段階」から「必要な情報を選別する段階」へと移行している様子がうかがえました。

シーネットのブースは、都築電気様、ライナロジクス様と並ぶ形での出展となり、物流領域における連携の可能性を示す配置となりました。
結果として、配車領域に関心を持つ来場者も多く、「配車と連携できるWMS」という観点で事例に関心を示される場面が多く見られました。

特に関心が高かったテーマは以下の通りです。

・配車・動態管理との連携
・AIの活用
・KPI分析・データ活用

中でも、「WMSにAIをどのように活用するのか」という点への関心は非常に高く、分析結果を作業指示やマスタ更新に連動させるといった、より高度な活用への期待が感じられました。



また、製造業の来場者が多いことから、

・商物分離への対応
・アナログ業務からの脱却
・在庫精度向上への取り組み
・KPIの可視化と改善

といったテーマへの関心も高かったです。


■展示ソリューションのご紹介
● WMS:あらゆるシステムのハブであり司令塔
WMSは、入出荷・在庫管理にとどまらず、作業指示や実績データがリアルタイムで連携されることで、現場の状況を即座に把握し、次の判断につなげることが可能となります。

また、他システムとの連携を前提とした設計により、部分最適にとどまらず、物流全体の最適化を実現する「ハブ」としての役割に関心を持っていただきました。



● 物流KPI分析:WMS上のデータを経営判断へ!
物流KPI分析アプリケーションは、WMSに蓄積されたデータを誰でもカンタンに可視化できるソリューションです。
作業生産性や在庫回転、ピッキングのタッチ率などが見える化することで、感覚ではなくデータに基づいた改善活動につなげることが可能です。



● 音声システム:既存デバイスを活用した即効性のある改善
音声システムは、WMSと同一のハンディ端末を活用して作業が可能な点が特徴です。これにより、コストをかけずに、すぐ始められて、現場に定着しやすいメリットがあります。

全自動化のような大規模投資が難しい現場においても、今すぐ実現できる作業効率化施策として、ご案内しました。

今回は仕分け作業のデモを実施しましたが、ピッキング業務への適用についても多くのご質問をいただきました。



● AMR:運搬に特化

搬送型AMRは、音声ピッキングとの親和性が高く、作業効率の向上に寄与するソリューションとしてご紹介しました。

ピッキング後の満載オリコンの搬送や、空オリコンの補充など、人が行っている運ぶ作業に特化して支援することで、作業者の負担軽減と生産性向上を実現します。

複雑な制御を必要としないシンプルな構成である点も特徴です。



● カメラソリューション:見えない現場を見える化

カメラシステムでは、監視カメラと作業映像一発検索できるシステムをご紹介しました。

これにより、

作業状況の可視化
問い合わせ対応の迅速化
現場改善のためのエビデンス取得

が可能となり、これまで見えなかった現場が見えるようになります。

特に、出荷後の問い合わせ対応やトラブル時の確認工数削減といった、日常業務の負担軽減につながる点は興味を持っていただけたかと思います。

また、これらを単体で導入するのではなく、WMSを起点に連携させることで、より高い効果を発揮する点にも関心が集まりました。



■PRセミナーの様子
WMSセミナー
音声システムセミナー
ヒマラヤミニセミナー



■ ご来場者様の声
今回の展示会で特に顕著だったのは、「部分最適から全体最適への課題意識の高まり」です。

多くの来場者から聞かれた課題として
・人手不足に対する抜本的な対策が見つからない
・在庫精度や現場の見える化が不十分
・個別システムは導入しているが、最適化されているとは言えない
といったものがありました。

また、

「WMSは導入済みだが活用しきれていない」
「他システムとの連携がうまくいっていない」
といった声も多くありました。

こうした課題に対して、シーネットが提案する「WMS×つなぐ」は、個々の業務やシステムを分断されたままにするのではなく、一つの流れとしてご提案できたのではないかと思っております。


■ まとめ

今回の関西物流展を通じて、物流業界における課題はより具体化し、同時に求められるソリューションも高度化していることを改めて実感しました。

特に、WMSの役割は単なる管理システムではなく、
現場業務にフィットしながら他システムとシームレスに連携し、意思決定を支える基盤へと進化しています。

シーネットでは今後も、

WMSを中心とした物流全体最適の提案
データ活用による現場改善と経営判断の支援
パートナー企業との連携強化

を通じて、より実践的で持続可能な物流DXの実現に貢献してまいります。


■次回出展!
次回は、
2026年6月24日(水) - 25日(木) INNOVATION EXPO九州・東アジア
に出展いたします!

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