第三回物流DX会議 シーネットは、ライナロジクス・都築電気と登壇! | 倉庫管理/WMS 株式会社シーネット(C_Net)

イベントレポート

2025年08月24日 第三回物流DX会議 シーネットは、ライナロジクス・都築電気と登壇!

このたび、業界注目のオンラインイベント「第三回物流DX会議」にシーネットが登壇いたしました。
「WMS×配車×動態管理の連携」をテーマに、短い時間ながらも、登壇者の熱意が伝わってくるような、スピード感のある内容でした。

シーネットからは執行役員(営業管掌)の鈴木喬、ライナロジクスからは代表取締役社長の朴成浩社長、都築電気からはSCMビジネス推進室 室長 老川 俊輔 氏が登壇し、各社の専門分野における連携の可能性について熱く語りました。

3社の連携で何が変わるのか?

物流業界は「2024年問題」、物流新法改正、人手不足といった喫緊の課題に直面しています。特に、労働力不足や平均経常利益の低迷は深刻で、荷主と一体となった物流効率化が急務です。

これまでの物流は、倉庫管理、配車、動態管理といった各工程が個別のシステムで運用されることが多く、データの連携が大きな課題でした。
例えば、注文書を紙で受け取り、システムに手入力する必要があるなど、非効率な作業が日常的に発生していました。

この課題を解決するため、3社はWMS(倉庫管理)とTMS(配車・動態管理)の標準連携を大方針に掲げています。
これにより、データ入力の手間が省け、物流の各工程がシームレスにつながります。

連携がもたらす3つの革新

1. データの可視化と効率化
連携によって、運送業界でいまだに90%以上が利用しているという紙やFAXでのやり取りが不要になります。これにより、これまで分断されていたデータの壁がなくなり、本業である庫内作業や配送業務に集中できるようになります。また、配送に関する情報をいち早く取得できることで、配車計画の精度も大幅に向上します。


2. 新たな価値の提供
ワンデバイスでの作業完結が実現します。動態管理と検品作業を一つのデバイスで完結できるようにすることで、利益を生み出しませんが不可欠な納品時の検品作業を効率化し、ドライバーの負担を軽減します。さらに、AIがピースごとの容積を自動計算するAI個口計算によって、車両積載の効率が向上。配送コストの最適化にもつながります。

3. 顧客へのメリット
同じ顧客を持つ3社が連携することで、個別のシステムを導入するよりも、最初からつながっているシステムを提供できます。これにより、顧客は「どう繋げるか」ではなく「どう活用するか」という本質的な課題に集中できるようになります。これは、まさに物流DXへの最短ルートだといえるでしょう。

今後の展望と熱気あふれるQ&A

最後にはLOGISTICS TODAYの赤澤さんから次々と質問が寄せられました。「連携によってユーザーはどのような効果を得られるのか?」という問いに対し、鈴木は「本業に専念できる」、朴さんは「データの壁がなくなる」、そして老川氏は「つながっていることが標準になる」と、それぞれ力強く答えました。

3社は今後、バースの効率的な活用など、さらなる連携を視野に入れていると語り、会議は熱気に包まれたまま閉会しました。物流の未来を変える3社の次の一手に、今後も注目が集まりそうです。

お気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせ

043-297-1582

受付時間 平日9:00~17:15(※土日祝除く)

メールでのお問い合わせ

資料請求・お問い合わせ

当社へのアクセス

所在地 〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 1丁目 3

建物名 幕張テクノガーデンB棟11 階

アクセス JR海浜幕張 徒歩3分
JR・京成電鉄「幕張本郷」駅よりバス13分、徒歩5分