サン インテルネット株式会社導入事例|WMS × 配車 × 動態管理~二重管理をなくし、現場を変えた物流DX | 倉庫管理/WMS 株式会社シーネット(C_Net)

導入事例紹介

WMS×配車×動態管理~二重管理をなくし、現場を変えた物流DX サン インテルネット株式会社

導入サービス

会社概要

社名 サン インテルネット株式会社 
本社所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい 二丁目3番5号 クイーンズタワーC 10階
設立年 1971年
従業員数 2,146名
事業内容 物流に関するコンサルティング業務 物流システム、情報システムの開発・運営業務 輸配送、保管、荷役、流通加工等総合物流業務 物流不動産の企画・開発・賃貸業務 労働者派遣業務
主要取扱製品

サン インテルネット株式会社は、3PLを軸に、物流センター運営からDC物流、ITソリューションまでを一気通貫で提供する総合物流企業です。倉庫業務と配送業務の双方を担い、現場オペレーションとITの両面から物流を支援している点を強みとしています。

同社では以前より、物流現場の効率化や業務品質の向上を目的に、WMSや配車システム、動態管理システム(検品オプション含む)を段階的に導入してきました。
一方で、システムが個別に導入されたことで、データの二重管理や情報連携の手間といった新たな課題も顕在化していました。

そこで、シーネットのWMS、ライナロジクスの自動配車システム、都築電気の動態管理・検品システムを連携させるPoCに取り組み、倉庫から配送・納品までを一気通貫で最適化する物流DXを進めています。

本事例では、サン インテルネット株式会社 情報システム部責任者の日向和英様に、システム導入の背景や当時抱えていた課題、3社連携によって得られた効果、そして今後の展望について、詳しくお話を伺いました。

導入の背景と課題

オンプレWMSへの不安、配車の属人化、そして紙業務の限界

──各システム導入前、どのような課題がありましたか。
もともとWMSはオンプレミス型を使っていて、ハード管理やBCPの面で不安がありました。
また、特定荷主向けに構築されたシステムだったため、他の荷主に展開しようとすると、その都度カスタマイズが必要になる点も課題でした。

配車については、完全に属人化していたため、配車担当者が経験と勘で組んでいて、時間もかかりますし、一人に業務が集中してしまっていたんです。
将来的な引き継ぎや、拠点展開を考えると、この状態はボトルネックになると感じていました。

配送・納品の現場では、納品伝票での検品、納品先カルテの印刷、配送日報の手書きやFAX送信など、紙業務が多く、ムダが多いと感じていました。

選定の理由

現場の納得と将来展開を見据え、段階的に選んだ

──各社のシステムを導入したきっかけをお教えてください。
WMSは、オンプレミスからの移行を検討する中で、シーネットさんのクラウドWMSを選定しました。
ハード管理やBCPの不安を解消できることが大きな理由でした。また、いろいろな業種・業態に対応できる点も評価ポイントでした。
他の荷主さんに対しても、比較的スムーズに提案できるようになったと感じています。

配車システムについては、現場の配車担当者が「いいものがある」と直接ライナロジクスさんに相談したのがきっかけです。
現場が納得して導入したシステムなので、ギャップがほとんどなく、スムーズに定着しました。

動態管理・検品については、「紙業務をなくしたい」という現場の声が強く、都築電気さんから提案をいただいて導入しました。スマートフォンを使った検品によって、精度も上がり、配送完了の電話も不要になりました。

──個別導入によって、どのような効果がありましたか。
それぞれ単体では、確実に効果はありました。
WMSはクラウド化で運用負荷が下がりましたし、配車は自動化によって属人化がかなり解消されました。スマートフォンを使った検品も、精度が上がったと感じています。

ただ、問題はその先です。
システムがつながっていなかったため、別の問題が出てきました。
• データの二重管理
• マスター不整合
• Accessを使ったCSV変換作業
といった事務作業の負担が大きくなっていました。

なんとかしないといけないと思っていたところ、PoCのお話があったので、やってみようということになりました。

3社連携(PoC)の概要

個別最適から一歩進むための、3社連携PoC

──改めて、3社のシステムを連携するPoCに取り組まれた背景を教えてください。
大きく理由は4つあります。

1つ目は、事務作業の効率化です。
Accessを介してデータを変換し、各システムに登録する作業に時間がかかっていました。

2つ目は、マスターの二重管理です。
WMS、配車、動態管理で別々に持っているのは、限界があると感じていました。

3つ目は、2024年問題への対応です。
倉庫作業と配送がつながっていないと、ドライバーの負担が減らせないと考えていました。

4つ目は、病院や介護施設への納品です。
納品条件が厳しく、ルートが変わるたびに情報共有が課題になっていました。

──連携後、業務フローはどのように変わりましたか。
WMSの出荷データと物量情報を配車に連携し、配車結果を再びWMSや動態管理に戻しています。
前々日に仮配車、前日に確定データで再配車するという流れも、システム連携があることで柔軟に対応できるようになりました。

導入効果

「来たら積むだけ」の現場へ

──最も効果を感じた工程はどこでしょうか。
やはり「倉庫から配送、納品までが同じデータでつながった」点です。
出荷データに物量がひもづいて配車に渡ることで、トラック台数の削減など、配車精度が上がっています。
また、倉庫側でルートを意識した作業ができるようになり、ドライバーは「来たら積むだけ」になりました。積み替えもなくなりましたし、現場としてはかなり楽になったと思います。

──現場の反応はいかがでしたか。
事務作業が一番楽になったという声が多いですね。
以前は「このタイミングでこのデータを入れる」という作業が複数ありましたが、今は一連で流れるので、かなり負担が減りました。
配車担当者とのやり取りも減りましたし、納品先条件の確認電話もほぼなくなりました。

連携時の苦労と、3社での解決

違いはあったが、「つなげる前提」で乗り越えた

──連携で苦労した点はありましたか。
マスターの考え方は各社で違うので、そこは調整が必要でした。
ただ、3社とも「つなげる」ことを前提に、柔軟に対応してくれた印象があります。
一社完結ではなく、それぞれの得意分野を持ち寄っているからこそ、現場の声を反映した形にできたと思います。

──3社協業についての印象を教えてください。
シーネットさんは、WMSのデータ整備や対応力が高い。技術共有が進んでいて、安心感があります。

ライナロジクスさんは、自動配車の精度と操作性。イレギュラー対応もしやすいです。

都築電気さんは、サポート力と現場対応力。新しい機能をどんどん出してくれる点も評価しています。

それぞれが自分たちの強みを理解していて、足りない部分を補い合っていると感じました。

今後の展望

この仕組みを、次の改善と展開につなげていく

──今後、この取り組みをどのように発展させていきたいですか。
今後は、今回蓄積できるデータを活用して、物流予測や人員配置、最適な配送計画につなげていきたいと考えています。

AIを使った分析にも挑戦したいですし、この仕組みは他業態・他拠点にも展開できると感じています。
中小規模の物流会社でも、低コストでDXを進められるモデルになると思いますので、社内外への提案価値を高めながら、持続可能な物流オペレーションの実現を目指していきたいと考えています。

ご担当者様のご紹介


サン インテルネット株式会社 管理本部 情報システム部 日向 和英 様
サン インテルネット株式会社にて、物流現場の課題整理からシステム選定、導入後の運用フォローまでを一貫して担っている。
WMSや配車システム、動態管理・検品システムなど、複数システムの導入・連携に実務として深く関わり、「現場で本当に使えるか」「業務がどう変わるか」を重視したDXを推進。
現場担当者やベンダーと密に連携しながら、倉庫・配送・納品までを見据えた物流全体の最適化に取り組んでいる。

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