全国13倉庫をASPで統合したCX-Himalayas [導入事例 :株式会社モスフードサービス様]
掲載日[2006年6月14日]
複数の物流事業者に業務委託しているモスフードサービス社は、各社各様であったシステム及び物流業務の統一化、一元化を目的として、6年前に倉庫管理システム『マリアナ』を開発しました。しかしながら、業務委託中に発生している生のデータは、各地の物流センターに存在しているため、いつでもデータを活用する柔軟性に欠いていました。
こうした背景の中で、13箇所の物流センターからデータをいつでも取り出せて、現在の状況が全てわかるようにASP化し、一箇所で集中管理をおこなう仕組みをシーネット社が開発したCX-Himalayasをベースに、マリアナを『Webマリアナ』として構築しました。
導入前は13箇所の倉庫管理サーバーと基幹システムを専用線で接続していましたが、年間で1千万単位の通信コストが発生していました。本部から各種マスタ、検収指示データ、物流センターからの検収結果データの戻りを毎日通信させると、1個所あたり1ヶ月10万円の通信コストで、13箇所一年にするとおおよそ1,500万円の費用を既設のインターネット回線の利用によって削減することが出来ました。さらに、物流センター側でいままで投資していたハードウェア機器・保守に関わる費用は、サーバーをデーターセンターに設置することで全く発生することがなくなりました。
コスト削減以外の導入効果は、システムの修正が発生した場合に、プログラムの改変と導入にかかる時間を短縮出来たことです。
いま現在Webマリアナがもっている情報(賞味期限)以外に、原産地情報を付加してお店の端末と連携した情報SCMに発展させていきます。これは消費者のニーズ、行政の指導が背景にあるためです。そのために、Webマリアナは生産支援系システム『ナイル』と接続し、Web上で物流、生産、原産地情報を共有化していきます。
現在消費者への必要情報開示システムが存在していない為、物流のSCMから発展し、本当の意味での情報SCMを構築していく予定です。