各国に合わせた柔軟なシステム構築で海外物流体制を強化 :株式会社ファミリーマート

各国に合わせた柔軟なシステム構築で海外物流体制を強化

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会社概要
社名
株式会社ファミリーマート
本社所在地
〒171-0031 東京都豊島区東池袋3丁目1番1号
創立年月日
昭和56年9月
従業員数
3,694名(2014年2月末)
事業内容
フランチャイズシステムによるコンビニエンスストア事業

コンビニエンスストア事業を展開する株式会社ファミリーマートは、1988年から海外出店を開始し、現在では日本をはじめ台湾、中国、東南アジアなど世界8ヶ国・地域で1万6千店を超えるグローバルな店舗展開を積極的に進めています(2014年7月末時点)。
シーネットの在庫管理システムは海外複数国の物流拠点に導入されており、現地の言語や文化に合わせたシステムで海外の流通をサポートしています。今回は海外拠点への在庫管理システム導入のお話と海外における物流管理の問題点、システム導入後の効果をお伺いしました。

導入の経緯

導入のきっかけ ―エクセルでの物流データ管理では、店舗数拡大に対応できなかった

シーネットのWMSを導入した各国では、以前は物流データを全てエクセルで管理していました。入出荷予定はメールやFAXによって受け取っていたため、エクセルに入力する際に商品コードや数量などの間違いが起きていたり、入荷予定データを受け取る前に商品が届いてしまったりなど、正確な在庫数の把握とデータ管理が不十分な状況でした。
海外店舗数の拡大と共に、人力による管理に限界を感じ、WMS導入を検討しました。

システムへの要望 ―国ごとに違う文化や習慣に合わせたシステム構築ができる柔軟性が必要不可欠であった

現地の言語で画面表示ができること、既存の店舗管理システムと自動連携ができること、また単なるパッケージではなく要望に合わせてスピーディで柔軟な対応ができるシステムであることを求めていました。 海外の流通現場は日本と異なる点がいくつもあり、例えば入荷予定にない商品が届けられたり、入荷予定日に商品が届かなかったり、発注した商品の数量やカラーが間違っているといった事はよくある話ですが、それらを拒否するのではなく、受け入れるという考えを持っています。このような考え方は日本の流通現場とは異なっておりますので、日本のWMSパッケージのような厳しい管理方法は適応できません。そのため、その国の文化や習慣に合わせたシステム構築ができる柔軟性が必要でした。

シーネットを選んだ理由 ―WMSの基本が完成されている上、柔軟な対応にも期待が持てた

数社を検討しましたが、日本の物流でシーネットのシステムが安定稼働している点や多言語対応が可能な点、海外でもクラウド型で安価に導入できる点などが評価できました。クラウド環境は導入前に接続テストを行いましたが、通信環境が悪い場所でも問題なく使用できましたので、不安はありませんでした。
また柔軟性に関しても、日本での実績や提案時の対応力が評価でき、シーネットを選定しました。

導入効果

在庫の適正管理と他システムとのデータ連携で、ミス削減と省力化を実現

事務所での作業の様子

言語表示に関しては、シーネット標準では登録されていなかった言語にも対応頂き、問題なく使用できています。システム化により在庫の適正管理ができるようになったことで、在庫の誤差が減り、物流センター経由の出荷にはミスが無くなりました。
また、既存システムとデータ連携ができることで、これまで手入力をしていた作業が解消され、省力化と事務作業時間削減ができました。在庫管理システム導入をきっかけに、店舗管理システムや会計システムなど、それぞれ独立で管理していたシステムを全てデータ連携させる仕組みを構築したことで、各システム間のデータを統一化させることもできました。

柔軟かつスピーディな対応で、3ヶ月で安定稼働が完了

物流センターの様子

国ごとの要望に合わせたシステム構築をして頂いた上、導入後の改善テーマにも柔軟かつスピーディに対応頂けましたし、ある国ではシステム導入準備から3ヶ月というスピードで安定稼働まで完了することができました。クラウドを利用するため、各拠点ごとにハードの手配を考える必要もなく、拠点展開も身軽に行うことができました。
納品書やピッキングリストなどの形式も国ごとの仕様に合わせてカスタマイズ構築をして頂けるため、現地担当者や作業員もストレスなく運用することができています。

念入りなオペレーション教育で現地担当者、作業員の業務理解度を向上

現地に合わせたシステムを構築するという点以上に苦労したことは、現地担当者や作業員へのオペレーション教育です。労働に対する価値観が違う上、まだその国はコンビニエンスストアという業態が一般的ではない為、システムの操作方法だけでなく、業務の流れやその意味までも細かく伝えました。そのため教育には時間をかけ、また、人員の入れ替えがあった際にも品質を保てるよう、マニュアルも作成しました。
立上げの際にはシーネットにも現地教育に立ち会ってサポート頂きましたので、安心できました。システムだけでなく、教育にも力を入れたことで、現在では安定した運用ができています。

将来の展望

海外における物流体制をさらに強化していきたい

現在海外では7ヶ国・地域にファミリーマートの店舗を出店しておりますが、それぞれの拠点の物流を強化することに注力していきたいと考えています。その中で、経営が安定している台湾では新しいサービスの提供を開始したり、出店年数が浅い東南アジアの拠点では店舗数拡大とフランチャイズ化を進めていくなど、国ごとに取組みが違いますので、現地の状況や動向を見ながら更なる拡大を図っていきたいです。 サポートに関して、現在はファミリーマートが一次受付をして対応の振り分けをしておりますが、WMSに関する問合せはシーネットで直接サポートして頂けるよう、海外のローカルサポート体制を整えて頂ければと思います。
今後2020年度には質・量ともにグローバルNO.1のコンビニエンスチェーンを目標に新地域への進出も視野に入れています。その際にも引き続きシーネットにご協力頂きたいと考えておりますので、これまでと同様にスピーディで柔軟な対応を期待しています。

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